豊島4団について

豊島4団のはじまり

豊島4団(発足時は東京79隊)は団創設者、故・鈴木孝雄氏が太平洋戦争からの帰国後に、日本の荒廃した国土を再興するのは若者たちだと痛感し、人材養成の具体策を模索する中で、ボーイスカウト運動に出会い、昭和26年5月5日、「将来を担う健全な青少年の育成」を目指し、15人の隊員とともに豊島区巣鴨の青果市場を活動の場として発団しました。
発団60年を経た現在は、豊島区駒込の松平家の敷地・建物を拝借し活動しています。

団の理念

誠実、感謝、奉仕、協調、などを軸とする人間教育を、鈴木孝雄氏は戦後の混乱した世情の中で、無私無欲の情熱を傾けて、生涯に渡って迷うこと無く、五十数年間継続してまいりました。この間に氏の薫陶を受けて巣立ち、社会で活躍するスカウトは数百人にのぼります。

団の指導者

現在、発団時の第1期生、育成会および団を統括し、彼らが育てた後輩たちが育成会および団運営を担当、その指導を受けた青年若手が団および隊の指導者として多く活動しており、団創設者・鈴木孝雄氏の教えが脈々として受け継がれております。現在は、世代交代とともに、伝統を踏まえた新しい価値観を導入し、地域や保護者と協力し運営をおこなっています。

当団の特徴

集団活動を通じて、規律・がまん・思いやり・協調精神などを育みます。子ども会などと違い、活動の基本は訓育訓練で、遊びやゲームもその訓練の一環としておこないます。幼い、大事なご子息をおあずかりするので、安全管理・危機管理をすべてに優先します。育成会・団・隊とも、指導者はすべて奉仕活動として参加しています。豊島・北・文京区在住者を中心に、地域活動として運営します。スカウト・指導者リーダー・保護者の連携が活動の要であり、保護者の参画をお願いすることがあります。できるだけ費用をかけない活動を心がけ、保護者には実費のみのご負担をお願いしております。思想、宗教に偏らず、営利団体など他団体の影響を一切受けず、独自の活動を展開し、子ども達がスカウト活動を通じて、一生の友だちをたくさん作ること、生涯続けることを願っております。